人気配信者うんこちゃんこと加藤純一。
彼は”信者衛門”と呼ばれる社会の弱者を集め、面倒を見ている。
ブラック企業での勤務に耐えらえれなくなった私は無職となり、人生のどん底にいたが、加藤純一の言葉に救われた。
その経緯を書いてみようと思う。
視聴者の3割が無職
加藤純一の配信中のアンケートによると、視聴者の約3割が無職であることが分かっている。
誇張された数字であるという者もいるが、私は案外そうでもないと思っている。
無職であることを悩みを持つ者も多い。
私も、かつてはブラック企業で社畜をしていたが、心を病み無職になった。
当時は家から出ず、毎日加藤純一の配信を見て暮らしていた。もちろん収入はなかった。
無職に厳しい加藤純一
加藤純一は無職に厳しい事で知られる。
ポケモン6画面実況プレイでは、ポケモン図鑑のカビゴンの解説を読み、ニートに語り掛けていた。
おまえら、心が痛いんじゃないのか?
働きましょう皆さん。ニートの皆さん。まだまだ間に合います。
元気を出して働きましょう。
働くのはいいぞ。
加藤純一 2009
この言葉は、無職時代の自分の心によく響いた。
「まだまだ間に合います」が特に心に響いた。
働かないとどうなるか
「死にそうなおじいちゃんに、孫として何かしてあげたい」。
ニート(25)からの相談メールに、加藤純一は辛辣な返事をした。
(ニートは)一生“人でなし”というレッテルを張られたまま生きていく事になるよ
おじいちゃんに「ちょっとバイト始めてみたよ」と一言いうだけで、おじいちゃんを1億回送迎するぶんの親孝行になるよ。
明日すぐにバイトの面接いった方がいいよ
加藤純一 2019/8/16
働くことが一番の親孝行だ、という加藤純一。
全くその通りだと思う。
当時、30歳が間近に迫った無職の自分に重くのしかかった。
ニートは続かない
ニートはいずれ、周囲の人間と話が合わなくなり、コミュニティから除外されていく。
私も当時、周囲の友人が結婚し、父親になり、話題が変わっていくのを身をもって体験した。
先月までアイドルの話をしていた友人は、子育ての大変さを語るようになる。
独身ニートの自分は話に入っていけない。
社会はニートに厳しい。
マジで社会って厳しくて、無職にやさしい奴なんかあんまいないから。
女も無職なんか論外、絶対相手にしてくれないし、
友達も無職はバカにしてくるだろうし。
病院に運ばれた時も、なんだこいつ無職かよ、金払えんのかよ、
社会福祉士は「めんどくせえ、この人無職だから生活保護の手続きとかしなきゃなんねぇ」
いいことなんか一つもないから、騙されたと思って、明日ハローワークに行った方がいいと思う。
加藤純一
働かねば。
だが、働きたくない。どうすればいいのか。
最低限稼げばいい
そんな私を救った言葉を、加藤純一は与えてくれた。
1億稼げつってるわけじゃねぇじゃん。
月10万稼げば暮らしていけんだから。
週4でアルバイトすれば生きていけんだからさ、めちゃくちゃハードル低いだろ
加藤純一
加藤純一は「労働は奴隷契約じゃないので、休みの日に働く必要などない」と言っていた。
確かにその通りだ。
生きていくだけ稼げれば、あとは純の配信を毎日見ながら暮らすだけで幸せだ。
結局は社畜
その後、私は就職した。
バイトではなく正社員として働いているため、週4日勤務とはいかない。
毎日朝から晩まで、死に物狂いで働いている。
結局、再就職先でも社畜となってしまった。
加藤純一の配信を見る時間は減ってしまったが、それでもニートであるよりは充実した日々を送っている。
働くのはいいぞ
無職の頃に比べれば毎日が楽しい。
もちろん上司に怒られたりすることもあるが、それ以上に毎日成長を感じている。
加藤純一の2009年の言葉「働くのはいいぞ」に救われた。
ありがとう、加藤純一。
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